【要約・書評】幸福優位7つの法則は幸せの指南書!成功するためには?

 

 

こんにちは、ふひっくすです。

 

あなたは今、幸福ですか…?

 

「成功してるかわかんないし、正直微妙。」

「老後のために幸せはとっておいてる。今は頑張る。」

 

無意識にこんな風に考えていませんか…?

 

例えば、

 

「あと5キロ痩せれば幸せになれる。」

「田舎は不便だ。都会で暮らせたら幸せになれるのに・・・。」

 

と現状に満足できず、幸せを延々と先延ばししてしまうことです。

つまりこんな考え方になってしまっています。

 

「成功する→幸せを感じる」

 

しかし、この本ではこう述べられています。

 

「幸せは成功に先行する」

 

今ある幸せを感じること、楽観的であることがそのまま成功の源泉になるという考え方です。

 

 

※著者であるショーン・エイカー氏はハーバードの教授で、

「ハーバードの学生になぜ不幸な人と幸福な人がいるのか」

「その違いは何なのか」

という研究結果をもとに具体的に語られています。

 

 

あのハーバード生でも幸せを感じていない人がたくさんいるのですね・・。

 

 

「平均」という誤算

 

世の中に浸透している「平均」という言葉。

「普通」とも言いますね。

 

「平均」ではなく「異常値」に注目すべき

 

学校の教育で「子供はどのくらいの学力か」を調べるとき。やってしまう手法。

それが、「平均的な子供はどのくらいの学力か」

 

早く読み書きできる子供・時間のかかる子供を無視しています。

 

結果、世の中は「平均」のレベルにとどまってしまう。

つまり、「平均」しか考慮しない。

こうして「平均」に合わせた授業が設計される。

 

そうではなく、「異常値」(平均以外)も考慮した設計が必要!

その考え方から「幸せの異常値」を見つけ出します。

 

つまり、幸せなハーバード大学生はどんな共通点を持っているのか。

その研究結果が「幸福優位7つの法則」です。

 

 

幸福優位7つの法則

 

幸福な人には7つの共通点となる法則がみえる。

 

1. ハピネスアドバンテージ

いつも気分がポジティブな人は、普通の人やネガティブな人に比べて業績が良くなる傾向にある。

 

2. 心のレバレッジ化

心の持ちようによって変化する。

 

3. テトリス効果

テトリスをやりすぎると目の前の椅子も全てテトリスに見えてくることから。

ポジティブなことを日頃から考えていると、ネガティブなことを気にしなくなる。

 

4. 再起力

失敗しても、次の成功のためのチャンスだと受け止める。

何度こけても、こけた原因を探り、それを次に活かし続ける。

 

5. ゾロ・サークル

自分の中にある「小さな幸福の円」を少しずつ外側に広げていく。

すると、やがて「大きな幸福の円」を得られるようになる。

 

6. 20秒ルール

習慣の中で、自分がやりたいと思う習慣を増やす。そのためにはやらなくてもよい習慣を排除する必要がある。

 

 

特に実践できそうなものは…

 

個人的にすぐ実践できそうだと感じたのは、

20秒ルールです。

 

「やりたくない習慣」を「やりたい習慣」に変えるにはどうすればいいのか?

考え方はシンプル。

 

「やりたくない習慣」を、

「スタートさせるのに必要な時間」を増やせば良い。

 

そして、今度は

「やりたい習慣」を、

「スタートさせるのに必要な時間」を減らせば良い。

 

 

例えば、

「テレビを見たくない。でもギターの練習はしたい。」

この場合は…

  1. リモコンの電池を抜いて
  2. 電池を遠くの押し入れにしまう
  3. テレビの電源プラグを抜く
  4. ギターをリモコンの近くに置く(すぐに弾けるようにセットしておく)

 

もし、テレビを見たくなっても…

ここまですれば、余裕で20秒はかかるだろう。

 

20秒以上の時間でいちいち電池を入れたり電源プラグをさす必要が出てくる。そうしなければ全くテレビを見れない。

 

一方で、リモコンの近くに「すぐに弾ける状態のギター」をセットしておけばかかる時間は「ほぼ0秒」だ。多くかかっても10秒だろう。

 

以上のような方法であなたも是非実践してみてほしい。

思ったよりあなたの時間が多くあることに気づけます。

 

 

 

※更新予定!